후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
りょうきのはて
猟奇の果
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 猟奇の果(りょうきのはて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 134,971자 · 270화면
悪魔の製造工場
しかもその偽物を勤めている男は最も信頼すべき団員の一人、竹田という共産主義者の筈だ。そいつがどうして、こんな馬鹿馬鹿しい裏切りを始めたのであろう。大河原首相とても同じこと、偽令嬢と偽秘書官が麻酔剤を飲ませて、ちゃんと偽物とのすり替えが出来ている手順ではないか。それが思いもかけずこの始末は、どうしたと云うのであろう。
では野村秘書官は偽物ではないのかと思うと、今の言葉ではそうでもないらしい。本物でもなく、代役の竹田でもないとすると、この男は全体誰なのだ。
「君は誰だ。君は誰だ」
赤松氏はしどろもどろになって叫んだ。
悪魔の製造工場
「僕は明智小五郎だよ」
野村秘書官は、そう云いながら巧妙な鬘や附眉毛や含み綿を取除いてつるりと顔を撫で下した。
「どうだね。君達の工場の人間改造術と僕の変装術と、どちらが便利だね。ハハハハハ」
驚くべし。そう云って笑ったのは、まぎれもない名探偵明智小五郎だ。額の皺から、唇の曲線から、目の大きさから、声の調子に至るまで、一瞬間までそこにいた野村秘書官の面影は、どこを探しても発見することは出来なかった。
「僕は君達の巣窟にとらわれていた。