후리가나로 읽는 일본 고전
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りょうきのはて
猟奇の果
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 猟奇の果(りょうきのはて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 134,971자 · 270화면
後、(その間に一度名古屋へ帰っている)彼がフラフラと品川四郎を訪ねた所から、お話が始まる。
読者も知る通り、活動写真とかその外様々の意外な事実によって、通俗科学雑誌社長品川四郎は、彼と寸分違わぬ顔形の男が、この世のどこかに、もう一人存在することを信じない訳には行かなかった。
そのことは、品川と青木と二人丈けの秘密にしてあったけれど、雑誌社の編輯者達は、この頃、社長の品川四郎の様子が、何かしら常ならぬことを感づいていた。
「雑誌を止す気じゃあるまいか。親爺この頃ひどく熱がないね」
「氏はまるで雑誌のことなんか考えていないよ。何かしら氏の心を奪っているものがある。女かも知れない」
社員達はボソボソとそんなことを話し合った程である。
編輯所には神田区の東亜ビルの三階の数室を借りていたが、品川社長は、今日もお昼頃になってやっと出勤した。例の如くムッツリと黙り込んで、社長室へ入ると、そこの回転椅子に腰をかけて、何かしきりと考え事を始めた。
そこへ久方振りの青木愛之助が訪ねて来たのである。
青木は青ざめた、ひどく真面目な顔で、席につくと、うしろの編輯室との境のドアを気にしながら、