후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 289,044자 · 575화면
深いニュアンスがそこにあります。
好ちゃんがいい感受性をもっていて、戯曲の「谷間のかげ」をよんだときの亢奮したよろこびの表情をそれにつけ思いおこします。若々しい顔立ちが精神の歓喜のために引きしまって而も燃え立つ表情をたたえているときの輝やかしさ。精神が微妙に溌溂に動いて、対象のあらゆる文学的生命にふれ、その味いをひき出し、のこる隈なくという表現のとおりにテーマの発展を可能にしてゆく理解力。
本がそのように読まれるよろこばしさで呻かないのは不思議と、よく話しましたね。字というものは、何と多くのもちこたえる力ももっているでしょう。其を思うと可愛いことね。感動のきわまったとき私が膝の力がぬけるとき字はやっぱりそれをもちこたえて表現してゆくのですもの。字で表現される文学の可能性の大さを感じます。文学は、人生的にみしみし鳴るおもみに耐え得て来ていることは古典が示して居りますものね。これは又別封でつづくのよ。
十月十三日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕
十月十三日 第七十一信
丸善で絵の本を見ていたとき、あのイギリス名画集の別の一冊に「最後の章」という絵がありました。