일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 289,044자 · 575화면

아오조라 문고

先ず私はこれから来年にかけて、その長い小説をみっしりとかいて、自分のまわりにある見えない魔法の輪を体の力でやぶらねばなりません。私の所謂生活者的私のところまで。ね。思いつめたる我に鬱屈するというところから、私は私として成長しぬけなければなりませんから。

今夜は久しぶりで多賀ちゃんと二人きり。林町へきのう行ったら、三田の倉知の伯父の家を林町の父が設計して建てた、そこが今空いているので何とかして買って移りたいと熱中して居りました。

風邪お大切にね。私の方は大丈夫のようです。では火曜日に。

[自注8]『白堊紀』――顕治が松山高等学校のころ参加していたプロレタリア文学傾向の同人雑誌。

[自注9]「三等室より」――その雑誌にのっている顕治の小説。

[自注10]「古風な反逆者」――同。

[自注11]「狂人たち」――同。

[自注12]「陽」――同。

[自注13]『歌のわかれ』――中野重治の小説集。

十一月十一日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕

十一月十一日  第七十七信

九日づけのお手紙、きのう頂きました。いろいろとありがとう。それについてかく前にきのうの行事を一つ。