후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
高山 毅의 福沢諭吉(ふくざわゆきち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,555자 · 109화면
こんなに、うちの中のざつようでもなんでも、諭吉は、すこしもいやな顔をしないで、かいがいしくはたらくので、先生ばかりでなく、おくさんにも、女中にも、家じゅうで、たいへんちょうほうがられました。
そのころの砲術家は、じっさいに大砲をつくったり、大砲のうちかたのけいこをするわけではありませんでした。ただオランダの砲術の本をいろいろもっているということと、それをよんでせつめいができるというだけでした。
その本をお礼をとってかしたり、それをうつしたいといえば、うつすためのお礼をとるというわけで、そのお礼が山本家の収入になります。その本をかすのも、うつすのも、山本先生は目がわるいので、みな諭吉がかわってやりました。
大砲をつくるための設計図がほしいとか、出島のオランダやしきをみたいとかいってくる人があります。それらのせわをするのも山本先生の仕事でした。設計図など、諭吉は、じっさい大砲をうつのはみたこともないのですが、図面をひくだけなら、もともと手さきがきようなものですから、わけはありません。さっさと図をひいたり、せつめいをかいてわたします。
諭吉は、全国からあつまってくる人たちをあいてにして、まるでもう、十年もまえから砲術をまなんだ、りっぱな砲術家だとおもわれるほどに、人にあってこたえられるようになりました。