후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ひきょうのにちりんき
秘境の日輪旗
蘭 郁二郎
蘭 郁二郎의 秘境の日輪旗(ひきょうのにちりんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,829자 · 169화면
怪潜水艦
東支那海はかなり荒れているらしく、時々見かける、真黒な煙の尾を引いている汽船が喘ぎ喘ぎようやく進んでいるようにしか思われなかった。その中で、まっ白な波を蹴立てて隙のない身構えで走っている海軍の警備艦艇だけが、頼もしく見え、空の上から帽子を振ってお礼をいいたいような気持だった。
そうした艦艇に護られた、護送船団も見かけられた。
濛々と黒煙をあげた輸送船の中には、これから南方○○方面へ行く決死の皇軍勇士がたくさん乗っているのだ。
船団の真上にさしかかると、英夫の乗った旅客機は、ぐっと高度を下げて、喜びのしるしに、羽搏くように両翼を振った。
輸送船と艦艇の上では陸と海の勇士たちが、しきりに手を振っているのが見えた。
英夫たちも窓に顔を押し付け、ハンカチを振った。
英夫はふと、平林大尉の横顔が、何か深いもの思いにふけっているように、じっと一方を見つめているのに気づいた。そしてすぐ――ああ、やっぱりあのことを考えているのだなと思った。
怪潜水艦
空には濃い雨雲がたちこめていた。
台北を離れると、間もなく、空模様が急に変って来た。
雨をふくんだ低い雲が海上にたれ下って、視界がすっきり閉されてしまった。