일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひきょうのにちりんき

秘境の日輪旗

蘭 郁二郎

蘭 郁二郎의 秘境の日輪旗(ひきょうのにちりんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,829자 · 169화면

아오조라 문고

密航少女

……用事がすんだら、こんどは一つ賄場の方から入って来て見ましょう。じゃあ、なるべく早く帰って来ます」

宮崎運転士は、重い扉の音をたてて出て行った。

急にあたりが、しんとして、船梁や鉄板のきしむ音、貨物の触れあう音が、際だって聞えた。

素裸の電球の、弱々しい、黄色い光だけをたよりに、英夫は、しずかに、一段一段階段を上って行った。

密航少女

僅かな通り路を残しただけで、荒い莚に包まれた箱が、ほとんど隙間なく、積みこまれている。

宮崎運転士のいったように、賄部屋の後側になるしきりには、開け閉ての出来るようになった扉が一枚はまっていた。把手のない鍵穴のついていることが直ぐわかった。

ためしに、賄部屋をのぞいて見ると、水道の栓のついた流し場が、うすぼんやりと見えるだけで、ほかには何も見えなかった。

じき近くで、かさかさと、藁の触れあう音がしたので、英夫は、はっとして、すばやくあたりを見まわした。

と、英夫の立っている扉の前から、鍵の手に曲った、ほんの二十歩とは距らない箱の隙間から、あわてて引っこんで行ったものがある。――咄嗟の間に、ちらりと見ただけで、何であったかわからなかった。