일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひきょうのにちりんき

秘境の日輪旗

蘭 郁二郎

蘭 郁二郎의 秘境の日輪旗(ひきょうのにちりんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,829자 · 169화면

아오조라 문고

南支那海

荷役がまだ終らないらしく、がちゃがちゃと起重機を動かす音や、しゅっしゅっと白い蒸気の噴出する音が聞えた。

舳に白く――九竜丸――としてある船がそれだった。

九竜丸!

怪しげな火夫の趙を頼りに、貧しい様子をした少女が密航を企てようとしている船が、この船だったはずだ。

しかし平林大尉も英夫も、そんなことを知るはずもなく、荷役の監視に来ていた日本軍の歩哨に訳を話すと、船長に会うために、階段をのぼって行った。

船腹に開いた扉からも、支那人の苦力がしきりに荷物を運びこんでいた。

「苦力って力持だな、英夫君」

ふと、下を見おろしながら、大尉が何気なくそういった。

南支那海

英夫は船長のはからいで、天井の低い船員食堂の片隅に、寝床を一つ作ってもらった。

夜が明けきらないので、さっそく吊床にもぐりこんだが、外海へ出ると、怒り狂った大波にもまれるらしく、波の怒号と船腹を打つ瀑のようなしぶきのたびに、白いペンキを塗った天井が、てのひらをかえすように前後左右に傾いて行き、丸い鋲のとび出した鉄の柱や板が、一まい一まい、ねじ切られるような、きしみ音をたてるので、眠れなかった。