일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひきょうのにちりんき

秘境の日輪旗

蘭 郁二郎

蘭 郁二郎의 秘境の日輪旗(ひきょうのにちりんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,829자 · 169화면

아오조라 문고

」

趙は、相手に目くばせすると、じりじりと二人の方へ近づいて来た。

――お誂えむきのところ……一時間と経たないうちに……。

英夫は、趙が調子に乗って口をすべらした言葉を聞きのがさなかった。

出帆してから、一昼夜以上も経って、まだ爆破しないのも、それでわかった!

時計爆弾の爆発を、自由に調節して、お誂えむきのところ――自分たちだけ逃げ出せるようなところへ船のさしかかるのを待っていたのだ。

だが、今は、一刻も猶予が出来ないのを見てとって、時間を繰り上げるためにやって来たのに違いない。

そうだとすると、一味のこの船にいる間、爆発しないことだけはたしかだが、頑丈なこの二人の男と、閉じこめられた船艙の中で顔を突きあわした以上、無事ではすみそうもない。

猛獣のような二人の悪漢との間が、一秒一秒縮まって来るのに、英夫の頭は何故か氷のようにすんで、咄嗟の間に、そうしたことが火花のようにひらめいた。

「冥土の土産に聞かしてやるが、さっき、若僧運転士をおびき出してやったのもこっちの計略だ。今ごろは、あいつも袋叩きにされてるはずだから、お前たちをやっつけるぐれえ南京虫を潰すようなもんさ、へっへっへ……」