후리가나로 읽는 일본 고전
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はしがき
童話集 春
竹久 夢二
竹久 夢二의 童話集 春(はしがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,531자 · 97화면
幹子は、寝床の中からお月様の方を見あげて「お月様おやすみなさい」
そう言って枕に頭をつけて、お月様を見ながら、お母様の子守唄をききました。
お月様の美しさ
天使のような美しさ
「母様! お月様は小羊も寝かしてやるの?」眠むそうな顔をした幹子がたずねました。
「ええお月様は小羊でも山の兎でも寝しておやんなさるよ」
幹子の目蓋は、もう開けられないほど重くなって来ました。けれどお月様は、やっぱり窓からお母様や幹子の寝床を照しました。
東の森を出る時に、
お月様は何を見た?
青い牧場の小羊が、
親の羊の懐へ
そろりと這入って寝るとこと
好い児の坊やが母様と
寝んねするのを見ています。
お月様は、にこにこしながら、子守唄を歌うお母様と幹子とを見ていました。お母様もお月様のほうを見て笑っていらしたけれど幹子は何も見なかった。幹子はもうすやすやと眠ってしまったから。