일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おうがいのけんこうとし

耄碌寸前

森 於菟

森 於菟의 耄碌寸前(おうがいのけんこうとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,925자 · 89화면

아오조라 문고

鴎外の健康と死

昭和二十九年七月九日父(森鴎外)の三十三回忌に、父が明治二十五年八月十日観潮楼落成の日より、その終焉の日、大正十一年七月九日まで住んだ東京市本郷区駒込千駄木町二十一番地の邸趾において、永井荷風さんに揮毫して頂いた「沙羅の木」の詩碑が除幕された。その朝早くラジオ東京と日本文化と二つの放送局から相ついで私の声が流れた。両方とも前後して数日前に父の追憶の話を頼まれ、それぞれの局に行って十分間ほどずつ録音したものであった。その中での一つは私から見た父の生涯の健康状態についての観察を述べたので、話の要点は「鴎外の死は世間一般に信ぜられているように萎縮腎のみによるのではない。腎臓も侵されていたがそれは直接に死の原因となる程度ではなく、主因は肺結核、それも壮年時代から長くひそんでいた結核病巣の老年に至って活動化したことであった。」というのである。

以上のごとく、この一文の内容を抄録して先に掲げるという、医学論文などによくやる手法になったのは偶然であるが、このことを隠していたのではなく、このときまで私は全く知らなかったのである。父の事績を忠実に記録したのは父の末弟なる森潤三郎であるが彼も真実を知らなかったので、その後の伝記の誤りはすべてこれに端を発しているといってよい。