후리가나로 읽는 일본 고전
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おうがいのけんこうとし
耄碌寸前
森 於菟
森 於菟의 耄碌寸前(おうがいのけんこうとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,925자 · 89화면
実は私も昭和十年満四十七歳のころ右眼にこれを発見して東大の石原忍教授の診察を求め、ヨード剤の内服だけで間もなく軽快し現在も異状を見ない。なおこの病気は現在結核性アレルギーによるものとされているらしい。
父の健康を周囲のものが心配した最初は陸軍を退いた大正五年五十五歳の時で、毎日の運動不足を気づかったのであった。その前年の末から大阪毎日新聞社に寄稿することが時々あったのを、この時から正式に社の客員に聘せられて大阪毎日、東京日日の両紙に連載される読み物を寄せる約束が成立した。「澀江抽齋」「伊澤蘭軒」「北条霞亭」などの伝記であるが、その微細にわたる考証の文章は当時の読者を飽かしめ、しかも新聞社は一日の休載をも快く許さなかったので、運動不足と精神過労の結果、父の形容に老衰が見えてきた。大正六年十二月末に帝室博物館総長兼宮内省図書頭に任ぜられて参館と参寮とを隔日に行う毎日の出勤と、仕事が好みに合いかつ張合のあるものなのでまた元気を回復した。ことに毎年晩秋に正倉院曝凉のため奈良に赴き数日を過すのを楽しみとした。大正八年十一月ごろから時々下肢に浮腫を見たというが何によるか私はその原因を知らない。