후리가나로 읽는 일본 고전
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おうがいのけんこうとし
耄碌寸前
森 於菟
森 於菟의 耄碌寸前(おうがいのけんこうとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,925자 · 89화면
中
と「西廂記」とをとりちがえているのを知って鴎外さんでも時には間違えるのかとかえって親しみを感じたといい、山宮さんは父に徹夜の翌日馬上で居眠りをなさるとききましたがといったら、近ごろはそんなことはないよと笑われたとのことである。このことは芥川氏の随筆にも出ているがその引用は省略する。
中
観潮楼に関しての私自身の思い出はそれからそれへと尽きない。今これを大体年代順に拾って見る。
観潮楼の階段は梁から床に通ずる長い四角の柱を中心として九十度の廻転を持つゆるい螺旋状をなしていた。全体で十五段で、一段の高さは十七センチほどと今の私が推測する。まず普通の高さであったように思うが、これを四、五歳の私、それは里親の所から帰って来たばかりの私が、珍らしがって這い上ったり這いおりたりする。下から祖母が「危いからおよしよ。」といってもきかないで、だんだんらせんの外側から中心の柱寄りの狭い方に寄ってゆく。階段の下は、後に父の書斎になった六畳の座敷に向う狭い廊下で、その一方のつき当りには洋室に通ずる扉があり、他方は六畳の座敷にそうて折れまがって玄関に通じていた。この廊下に父が出ていてニコニコして見ている。