일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はなとりゅう

花と龍

火野 葦平

火野 葦平의 花と龍(はなとりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 410,131자 · 824화면

아오조라 문고

飲み食いの跡始末まで、知ったことか。……なんて、いう。あれだけの宴会をして、一銭も取れなんだら、おれの店はつぶれるよ」

「そんなことか。友田のいいそうなことじゃわい。もともとは、おれから出たこと、お前に迷惑をかけてはいけん。おれが、なんとかしよう。いっぺんには払えんが、……なんぼ、掛った?」

「いや、お前から出して貰うことはない。仲裁役が全部を見るのが、やくざの仁義じゃないか。友田もこの町では名うての顔役じゃ。なんとかして、友田から出させるよ」

新之助は、口で、そんな強いことをいっているけれども、それがきわめて困難事で、或いは不可能に近いかも知れぬということは、自身でよくわかっているのであった。

夕暮、玉井家では、晩餐がはじまっていた。明日は、早朝から、聯合組の大仕事、アメリカ航路のメキシコ丸の焚料炭、三百トン積込み荷役を控えて、前景気に、金五郎中心に、一杯、飲んでいた。

女中のジュンが、甲斐々々しく立ち働いている。けれども、肝腎のマンがいない家は、妙に、気抜けしたようだ。

にぎやかに談笑していると、玄関を訪れる者があった。時次郎が、出て行くと、着流しに、ふところ手をした大男が、にゅうっと立っている。