후리가나로 읽는 일본 고전
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とらのきば
虎の牙/透明怪人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 虎の牙/透明怪人(とらのきば)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 193,761자 · 388화면
「先生。」
「おお、小林君か。」
それは小林少年でした。
小林君は、明智探偵のそばによって、何か、いそがしく耳うちしました。
「ワハハハハ……、敵はいよいよ数がふえるな。まだ四人少年がいる。それも助けだされたというわけだろうね。」
魔法博士はこともなげに、大笑いをしています。おくそこの知れない怪物です。
「小林君は、ぼくが助けだした。そして、応援軍をよぶために、いま一走り、つかいに行って、帰ったところだ。四人の少年は、やがて、その応援軍が来て、助けだすはずだよ。」
「ワハハハ、……、敵はウンカのごとくおしよせるね。ゆかい、ゆかい。それでこそ、魔法博士も、はたらきがいがあるというもんだ。ところで、明智先生、おれは、もう一つ二つ魔法を使っておいたはずだが、きみはむろん、それも気づいているだろうね。」
「ウン、きみは大魔術を使ったね。花田少年がこの建物へつれてこられた。そして、麻酔薬でねむらされて表の草の中へほうりだされた。そこへ、ちょうど警官が通りかかったので、建物の大捜索がおこなわれたが、花田君がねむっていたのは一時間かそこいらだったのに、建物の中には、何もなくなっていた。