후리가나로 읽는 일본 고전
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エタにたいするあっぱくのえんかく
被差別部落とは何か
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 被差別部落とは何か(エタにたいするあっぱくのえんかく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,169자 · 267화면
今の老人達の少年の頃の様子を見るに、数人の兄弟がことごとく無事に揃うて成人したというのは殆ど稀である。昔の子供は疱瘡という大厄を控えていた。旧派の演劇で非業に子を失った母親の愁嘆場には、往々にして「疱瘡も軽く済ましたものを」という繰り言が伴っている。これらもまた死亡率を多からしめた原因の一つになっているであろう。しばしば猛威を逞しゅうした他の流行病についても、予防の方法を知らなかったが為に、死なずともすんだ筈の人を多く殺したという事もある。しかしながら最も大きな原因は、世間体を憚るという虚栄心と、生活難から来る人口増加の制限とに起因した、堕胎とまびきとの習慣の盛んに行われた為であろうと思われる。幕府施政の方針は、百姓を殺さず活かさずに扱うというので、彼らは実にみじめなものであった。したがって今でも僻陬の地には、生児制限の弊風が往々にして認められる。或る地方では明治三十九年の丙午の年に生児が少かったという事実もある。自分がかつて或る県の漁村の小学校を視察に行った時に、女児の就学児童の極めて少いのに不審を起して、村の学齢簿を調査してみたところが、実際その村には女の児が少かった。