후리가나로 읽는 일본 고전
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エタにたいするあっぱくのえんかく
被差別部落とは何か
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 被差別部落とは何か(エタにたいするあっぱくのえんかく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,169자 · 267화면
ということが見えております。仏教関係の事を多く書いた「霊異記」という古い書物がありますが、それには奈良朝神護景雲三年に、その頃は越前、後には加賀になった加賀郡に、浮浪の長某というものがあって、そのあたりの浮浪人から運上を取り、勝手に部下のものを駆い使っていた話があります。そこへ京の修行者が修行して廻って行ったところが、右の浮浪の長は、汝も浮浪人だから俺の手下になって運上を出せよと云って、ひどくこれを痛めつけたことが見えております。
この浮浪民のことを、昔は「うかれびと」と云っております。一定の居所を占めずして、水草を逐うて常に転居している者がすなわち浮かれ人であります。またその浮かれ人の女の事を「うかれめ」と云いました。後に遊女のことを「うかれめ」と云いますが、もともとこの浮かれ女というのは、浮浪民の女の職業から起ったのでありまして、奈良朝頃の歌集の「万葉集」などを見ますと、遊女の事を「遊行女婦」と書いて、それを「うかれめ」と読ましております。耕作をせぬ女が生活して行く為には、自然と婬を鬻ぐことになるのは、やむをえなかった事でありましょう。すなわち浮かれ人や浮かれ女は、一定の居所を定めずして、次へ次へと浮かれあるいて行く人々であったのであります。