후리가나로 읽는 일본 고전
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なす、おぜ、あかぎ、しがこうげん
那須、尾瀬、赤城、志賀高原
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 那須、尾瀬、赤城、志賀高原(なす、おぜ、あかぎ、しがこうげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,615자 · 14화면
最高峰の黒檜山から駒ヶ岳、長七郎山、地蔵岳、荒山、鍋割山と順次に西に低下するが、最低の鍋割山でも尚お千三百三十米を超えている。此等の六峰が次第に高まる裾野の上に根張り大きくどっしりと横たわって如何にも据りが好い。殊に荒山から少しの弛みもなく左に曳いた線の美事さ。惜しい哉東の方は前山に遮られて、充分に裾野の発達する余地がないので、やや優美の趣に欠けているのは是非もない。
頂上には大小二の火口湖がある、大は大沼、小は小沼と呼ばれている。大沼は周囲一里半、小沼は僅に八、九町であるに過ぎない。昔は小沼の附近は大木が昼も薄暗いまでに茂って、蒼黒い湖面は物凄い光を放ち、大蛇の伝説などもからまって、近寄るのも無気味な位であったが、今は打ち開けた明るい池の感じである。其水は深い峡谷を南に流れて粕川となり、滝沢にて直下十六丈といわれる不動瀑となって落下している。国定忠治が匿れていた紫藤洞というのはこの附近であるという。沼の西に血ノ池というのがあるが、小さな水溜りに過ぎないものである。私は曾てこの辺で塩をもとむる放牧の馬群に包囲され、木の上に登って四、五時間も塩をやる人の来るのを待っていたことがあった。