후리가나로 읽는 일본 고전
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なす、おぜ、あかぎ、しがこうげん
那須、尾瀬、赤城、志賀高原
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 那須、尾瀬、赤城、志賀高原(なす、おぜ、あかぎ、しがこうげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,615자 · 14화면
大沼の東南隅には、こんもり茂った林の中に赤城神社の奥宮があり、近くに猪谷旅館がある。去年あたりから経営者の名が替ったそうであるが、勿論宿泊には差支あるまい。このあたりを俗に大洞と称している。前面の小島は小鳥ヶ島である。月明の夜に湖上に舟を浮べて、幽寂を楽しむのも一興であろう。沼尻川の火口瀬が現在の如く深く排水口を侵蝕しなかった頃は、沼の面積は一層大きく、汀線は鳥居峠の下迄も達していたことと想われる。従って侵蝕が進むに連れて、遠い将来には大沼の水が涸渇し、単なる窪地と化するの日が来るのではあるまいか。沼尻には青木旅館がある。
大沼の三方に鼎足の勢を成して聳立しているのが、外輪山の一である黒檜山、中央火口丘の地蔵岳及び溶岩流の凝結した鈴ヶ岳である。黒檜山最も高く、地蔵岳之に次ぎ、鈴ヶ岳は最も低いが、岩塊錯立して奇峭を呈しているのは此山である。しかし黒檜山と地蔵岳とに登れば、一日二日の旅では充分である。大洞から共に二時間を要しない。地蔵岳は殊に楽である。頂上はどれも草山であるから眺望は開けている。
赤城には針葉の樹林が無い。然し闊葉樹は乏しくないので、新緑紅葉の観るに足るものがある。