일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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そらとぶあくま

酒井嘉七探偵小説選 〔論創ミステリ叢書34〕

酒井 嘉七

酒井 嘉七의 酒井嘉七探偵小説選 〔論創ミステリ叢書34〕(そらとぶあくま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,471자 · 28화면

아오조라 문고

「無事な着陸を……」

沙里子の声が、小さく、受話器に聞えた。私達は上空を旋回しながら、彼の尾灯を見守っていた。と、地上附近で、突如、闇に消えた。不気味な予感が私の背を走った。私は闇黒の地上を凝視し続けた。が、無事着陸を意味する何の信号も送られて来ない。……二分……三分……と、今まで真紅の光芒を放っていたネオン・サインの附近に大きな火柱が立った。

「あっ!」

私と沙里子は殆んど、同時に叫んだ。

「一体どうしたのでしょう」

「何か変ったことがあったようですね。見て来ましょう」

自分は注意深く、旋回しながら、機を下げた。高度計は二百米突、百五十米突、と下って行った。と、下は水だ。

海、ではない。

すれば湖水!

琵琶湖だ※(感嘆符二つ、1-8-75)

地面とばかし思っていた下界は疑もなく琵琶湖の真中だ。

「沙里子さん。下は水だ」

こう叫ぶと、私は、ぐい、と上げ舵を取った。

「では、清川さんは……」

彼女の声が受話器を通じて聞える。私は上を見た。と、突然、彼女の機首が真下を向いた。

「あっ、危い」

私が思わず、こう叫んだ瞬間、彼女の低い声が受話器に響いた――。

「清川さん……」