후리가나로 읽는 일본 고전
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てっとうのかいじん
鉄塔の怪人/海底の魔術師
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 鉄塔の怪人/海底の魔術師(てっとうのかいじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 160,770자 · 322화면
さっき、明智探偵は、敵の魚形艇が消えたへんに、きっとほら穴があるから、さがすようにと、いいのこしていきましたので、みかたの潜航艇が、それをさがしまわって、やっとみつけたのでした。そのほら穴は、魚形艇が、やっとはいれるほどの大きさです。おくの方はまっくらで見えませんが、ひじょうにふかい洞窟のようです。ボートに乗って、みかたの潜航艇にひかれてきた、十三人のはだかの勇士はボートから海底にもぐって、洞窟の入口のまわりを、泳ぎまわっています。
ゆうべ、ハヤブサ丸のそばの海岸にあらわれた、鉄の人魚たちは、そのへんにちらばっていた金の棒をひろいあつめて、やはりこのほら穴の中へ、もどっているにちがいないのです。その鉄の人魚どもが、いつまた出てくるかもしれません。もし出てきたら、水中銃でうってやろうと、はだかの勇士たちは待ちかまえているのです。
十三人のはだかの勇士が、水中めがねをつけ、ボンベをせおい、足には大きな水かきをつけ、水中銃をかまえて、ほら穴の上下左右を、じゅうおうに泳ぎまわっているありさまは、じつにいさましい光景でした。あるものは、洞窟にもぐりこんで、中のようすを、しらべようとしています。