후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,866자 · 318화면
三
「とんでもない、旦那」
兼吉はもう一度顫え上がりました。
「肩はかすり傷だ、刀を胸へ突っ立てるなどは、町人の仕業だな」
蔀半四郎は死骸を無遠慮に調べながら、こんな事を言います。
三
続いて六部になった倉松を調べました。が、これは背恰好が兼吉と似ているというだけで何の得るところもありません。順当に馬道を出て、多勢と一緒に順当に飛鳥山へ来たことは、時刻からみてもまず疑いはないようです。
「お、こいつは真刀が仕込んである」
手先の一人は、倉松の持っていた錫杖が、真刀を仕込んだ物騒なものだったことを発見しました。
「有り合せの品でございます、ヘエ」
倉松はギョッとした様子でしたが、思い直して苦笑いをしております。錫杖に仕込んだ真刀は、物々しい品には相違ありませんが、肝心の血がついていなかったのです。
「お前は?」
平次は錫杖などに構わず、その次に小さくなっている女形に問いかけました。
「ヘエ――、良助と申します」
ヒョイとお辞儀をしました。花見鬘を取った野郎頭、厚化粧に振袖をだらしなく着て、三味線を抱いた姿は奇怪です。
「稼業は?」
「ヘエ――、つまらない商売で、ヘエ」