후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,866자 · 318화면
「何?」
「証人は五兵衛の娘のお糸、――変な羽目で、入谷の寮で、父親の五兵衛が旦那に手渡すところを見たのだそうです」
平次の論告は次第に急になります。
「それがどうしたというのだ、――つまらない言い掛りをすると、御上の御用を聞く者でも、許してはおかぬぞ」
石川良右衛門は威猛高になりました。五十年輩の押しの強さ、銭形平次は危うく踏み止まって陣を立て直します。
「旦那、まだありますよ、――身上を潰してしまった研屋五兵衛に、三千五百両という大金を融通したのは、ありゃ、何のためでした」
「ぶ、無礼なことを言うな、金の貸借は町人の常だ、――」
岡っ引の差図は受けぬわい――と言う積りでしょうが、さすがにそれは口の中で噛み潰しました。
「旦那、どうぞ、本当の事をおっしゃって下さい。後のことはこの平次が引受けます」
平次はひるむ色なく詰め寄るのです。
「…………」
「御腰物方から、貞宗はもう一度戻ったはずです。旦那の出よう一つでは、私はその中味を真物と入れ換えて、何もかも元のとおりにして上げられると思います」
「…………」
「旦那が言いにくいなら、私から順序を立てて言ってみましょうか」