후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(九)不死の霊薬
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(九)不死の霊薬(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,106자 · 292화면
ガラッ八はそう言いながらも快く引受けます。
それからざっと四半刻。
事情は一挙にクライマックスに盛上がりました。どこからともなく三河屋へ立戻った平次は、
「八、八五郎」
大きな声でガラッ八を呼びました。
「おい」
ポッと裏口から飛出した八五郎、その手には、佐々波金十郎の刀を攫って抱え込んでいるのです。
「無礼者ッ、待て、待たぬかッ」
後から追う金十郎、こいつは非凡の使い手です。
「親分、刀は脂がギラギラ浮いているぜ」
「己れッ」
後ろから脇差を抜いて、八五郎に浴びせる金十郎の腕に、平次の手から、パッと投げ銭が飛びました。
「御用だぞッ。藤枝蔵人殺しの下手人、神妙にせえ」
と八五郎を庇って飛出す平次。
「何を馬鹿なッ」
せせら笑う佐々波金十郎の前へ、どこから現れたか、光川左門太、押っ取り刀で立塞がりました。
「佐々波金十郎、覚悟せい。其方が討った藤枝蔵人は、この光川左門太の真の父親だ」
「何をッ」
「さア、お礼、抜かるな」
振り返るとそこには蔵人の娘お礼、襷十字に、白鉢巻までして、脇差を構えて隙を狙っているのです。
*
「親分、変な敵討だったね」
一件の始末がついて、神田へ引揚げる途々、ガラッ八はまた絵解きをせがむのでした。