후리가나로 읽는 일본 고전
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まぶたのはは
長谷川伸傑作選 瞼の母
長谷川 伸
長谷川 伸의 長谷川伸傑作選 瞼の母(まぶたのはは)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,753자 · 192화면
安兵衛 昼夜かけて十二刻限り、ばくち打ちになれば日当が一両、とこういう話なのだ。
時次郎 わかったようで、わからねえなあ。
安兵衛 実は、お前の性根をおいらは買ってるのだから、いくらでも稼がせたいと思っているとな。それこの土地には八丁畷の徳さんという親分がある。一ト口に八丁徳さんという。もう一人互角の勢いの親分は聖天の権太郎さん、これを一ト口に聖権さんという。おいらも若い時馬鹿してやくざの飯をちっと食った。そんなことで今も八丁徳さんと懇意なのだが。(声を落して力を入れ)今度、八丁徳さんと聖権さんと喧嘩になった。もともとばくち打ちの喧嘩だ。意地だ、男の面が立たねえといった処で、理窟に振り代えてみると、なあに大したことはねえものさ。だが意地張りずくだから、坂を馳け出した車と同じことで、止めるに止まらねえというものさ。いやこいつは時さんにいう講釈じゃなかったっけ。
時次郎 じゃあ、八丁徳さんに腕を貸せ、日当は一両、という話だったんでござんすか。
安兵衛 八丁徳さんは後手に廻り、人数を集めたんだが散っていて碌に集まらねえ。そのことからおいらが思いつき、一人いい人を助ッ人に出すから、おいらに小遣いを一両くれろ、然し一昼夜限りでその人は返してくれといったんだ。