일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まぶたのはは

長谷川伸傑作選 瞼の母

長谷川 伸

長谷川 伸의 長谷川伸傑作選 瞼の母(まぶたのはは)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,753자 · 192화면

아오조라 문고

作蔵  今年も十六日からの盆踊りで、あの人ぐらいいい声のはいなかった。宮の次郎でも、平湯の又さんだとて、岩瀬の角三郎だって、較べ者にはならなかったね。

職人  (盆唄をうたう)八賀上野で、高山みれば、浅黄暖簾が、そよそよと。

一同、手を拍き、口囃子を入れる者がある。

百松  うまいうまい。聒し屋の節そっくりだ。おい余吉さん、来年の秋にはその声で、桜山八幡様の境内をワッといわせるがいいよ。

老番頭 (引返し来たり)だれだ今のは。(一同尻込む)叱るのじゃない。いい声だったな。それに感心なことによくわしの節を覚えてとっている。余吉お前か。そうか。その声を知ってたら今年の盆踊りに音頭をとらせたものを。それはそれとして、唄も稀にはいいが、仕事を忘れちゃいけないのう。(去る)

作蔵、百松、長太郎の他は去る。

高太郎 聒し屋のおやじと来ると、一年中で笑うのは三度か四度だ。よくよく笑うのが嫌いなおやじだね。

作蔵  ところが。きのう宵の口に、筏橋の傍でにっこり笑ったよ。

百松  どうして。

作蔵  ほら、女の方が胡弓をすって、男の方が四ツ竹とかいうのを鳴らして歩いてる若い夫婦者が、この頃ここへ来てるだろう。