후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あめしょうしょう
雨瀟瀟・雪解 他七篇
永井 荷風
永井 荷風의 雨瀟瀟・雪解 他七篇(あめしょうしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,414자 · 289화면
そして二人は一軒家を借りた。丁度その頃、重吉は国元からこれまでのように学費を送ることのできなくなった事情を通知せられたが、未亡人と同棲しているために重吉は差閊なく学校を卒業したのみならず、その後職を失っても平気で遊んでいることが出来た。
重吉の家は新潟の旅館で、両親は早く死し兄が家督を取っていたが、経費ばかりかかって借財も年々嵩むばかりなので、いよいよ財産整理をした上家族をつれて朝鮮の京城へ移住し運だめしに一奮発するというのである。重吉は学生の身でも立派に自活して行く道があるから心配するには及ばないと返事をして、未亡人の家の厄介になっていた。
卒業後、商会に通勤していた時分である。いつも重吉の帰りを待っていた未亡人が、或日家を留守にしたまま、夜も十二時近くなって、しかも酒臭い息をして帰って来たことがあった。重吉は口惜しさのあまり涙ぐんだ声で責め詰ると、女は子供をなだめるような調子で、
「重ちゃん。御免なさい。重ちゃんはお酒が飲めないから、わたし今日はお酒飲みのお友達とちょっと御飯をたべに行ったのよ。おそくなったのはわたしが悪かったんだから、ほんとにあやまるわ。