후리가나로 읽는 일본 고전
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あめしょうしょう
雨瀟瀟・雪解 他七篇
永井 荷風
永井 荷風의 雨瀟瀟・雪解 他七篇(あめしょうしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,414자 · 289화면
毎月晦日ぢかくなると、お千代は一時自分のものにして喜んでいた種子の衣類を一襲々々質屋に持って行かなくてはならぬようになった。
「あなた。どこか間借りをしたらどうでしょう。家を持っているよりかよッぽど経済だと思います。」と或日お千代の方から相談をしかけた。重吉は内心それを待っていたのであるが、「うむ。そうか。」とは言わずに、「会社の方もその中にはどうかなるだろう。実は昨日も重役の家へ呼ばれて行ったのだが……。」といつものように落ちついた風を見せていた。
「元のようになったら、その時また家を借りればいいじゃありませんか、別に見得を張らないでもいいんですから。それに、あなた。着物ももう時節のものばかりで、外には何にもありません。」
「そうか。それは気がつかなかった。実にすまない事をした。」と重吉は始めて知ったような顔をして「これからは己のものを持って行こう。お前の物はよしたがいい。」
「でも、男は世間の体裁がありますから。こうなればわたしは何を着ていたって構いません。」とお千代は涙声になる。
「実にすまない。」と重吉も眼をぱちぱちさせながらそれとなく女の様子を窺った。