후리가나로 읽는 일본 고전
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あめしょうしょう
雨瀟瀟・雪解 他七篇
永井 荷風
永井 荷風의 雨瀟瀟・雪解 他七篇(あめしょうしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,414자 · 289화면
笑テ傾ク二犀首ニ一花間ノ盞。
酔テ扶ク二蛾眉ヲ一月下ノ船。
黄祖怒ル時偏自喜シ。
紅児癡処絶テ堪タリレ憐ムニ。
如今興味銷磨シ尽ス。
剰愛ス銅鑪一※(「火+(麈-鹿)」、第3水準1-87-40)ノ烟。
と『疑雨集』中の律詩なぞを思い出して、僅に愁を遣る事もあった。かくては手ずから三味線とって、浄瑠璃かたる興も起ろうはずはない。彩牋堂へはそのまま忘れたように手紙の返事さえも出さず一夏を過して、秋もまた忽ち半に及んだその日の夕。わたしは突然銀座通りで小半の彩牋堂を去った由を知るやおのれが無沙汰は打忘れただ事の次第を訝ったのであった。
点滴の樋をつたわって濡縁の外の水瓶に流れ落る音が聞え出した。もう糠雨ではない。風と共に木の葉の雫のはらはらと軒先に払い落される響も聞えた。先ほどから焚きつづけた蒼朮と、煙草の煙の籠り過ぎたのに心づいてわたしは手を伸ばして瓦塔口の襖を明けかけた時彩牋堂へ宛てた手紙を出しに行った女中がその帰りがけ耳門の箱にはいっている郵便物を一掴みにして持って来た。郵便物は皆しっとり濡れていた。葉書が三枚その中の二枚は株屋の広告一枚は往復葉書で貴下のすきな芸者と料理屋締切までに御返事下さいなどと例の無礼千万な雑誌編輯者の文言。