후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あめしょうしょう
雨瀟瀟・雪解 他七篇
永井 荷風
永井 荷風의 雨瀟瀟・雪解 他七篇(あめしょうしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,414자 · 289화면
その外に書状が二通あった中の一通は書体で直様彩牋堂主人と知られた。わたしはこの際必ずお半の一条が書いてあるに相違ないと濡れたままの封筒を干す間もなく開いて見た。
久しく御消息に接せず御近況如何に候哉。本年は残暑の後意外の冷気に加へて昨今の秋霖御健康如何やと懸念に堪へず候。この分にてもう二、三日晴れやらずば諸河汎濫鉄道不通米価いよいよ騰貴致べしと存候。さて突然ながらかのお半事このほどいささか気に入らぬ仕儀有之彩牋堂より元の古巣へ引取らせ申候。古人既に閑花只合閑中看。一折帰来便不鮮。とか申候間とやかく評議致すはかへつて野暮の骨頂なるべくまた人に聞かれては当方の耻にも相なり申べき次第。と申せば大通の貴兄大抵は早や御推察の事かと存じ候。拙者とて芸者に役者はつきものなり大概の事なれば見て見ぬ度量は十分有之候。いはんや外の芸事とはちがひ心中物ばかりの薗八節けいこ致させ惚ねばならぬ殿ぶりに宵の口説をあしたまで持越し髪のつやぬけてなど申すところはとりわけ情をもたせて語るやう日頃註文致をり候事とて「口舌八景」の口舌ならねど色里の諸わけ知らぬ無粋なこなさんとは言はれぬつもりに候へども相手が誰あろう活動の弁士と知れ候ては我慢なりがたく御払箱に致申候。