후리가나로 읽는 일본 고전
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あめしょうしょう
雨瀟瀟・雪解 他七篇
永井 荷風
永井 荷風의 雨瀟瀟・雪解 他七篇(あめしょうしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,414자 · 289화면
などゝ同様、折々悪所場へ出入致し候得念と申す坊主にて有之候。京橋まで用事有之候趣にて、同道致候道々、愚僧の様子何となくいつもとは変りをり候ものと見え、何か仔細のある事ならむと頻に問掛け、果は得念自身問はれもせぬに、その身の事供打明け話し候を聞くに、得念は木挽町に住居致候商家の後家と、年来道ならぬ契を結び、人の噂にも上り候ため度々師匠よりも意見を加へられ候由。しかる処後家の方にても不身持の事につき、親戚中にてもいろ/\悶着有之候が、万一間違など有之候ては、かへつて外聞にもかかはり候事とて、結局得念に還俗致させ候上、入夫致させ申すべき趣。内談も既にきまり候に付、浄光寺の住職方へは改めて挨拶致し、両三日中には抹香臭き法衣はサラリとぬぎ捨て申すべき由。人間若い時は一度より外無之もの故、愚僧にも今の中とくと思案致すが好いなど申し続け候。その日は得念に誘はれそのまゝ後家方へ立寄り候処、いろ/\馳走に預り候上、風呂に入候処、昨夜よりの疲労一時に発し、覚えずうと/\と眠を催し驚きて目を覚し候へば、日も早や晩景に相なり候故、なほ/\驚き、後家を始め得念にはいづれ両三日中重て御礼に参上致すべき旨申し、厚く礼を陳べ候て立出で候ものゝ、山内の学寮へは弥時刻おくれて帰りにくゝ、さりとて差当り行くべき当も無之身の上。