일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

後には揚げられた砂煙りが、薄黄色く立ち迷い、晴れた大空をひとしきり、曇天にしたばかりであった。

「いや面白い奴らだった」

「おかげで我ら眠気ざましをした」

武士たちはかえって朗らかでさえあった。

が、それから半刻経った時、一つの意外の事件が起こった。

町の方から砂塵を蹴あげて、五十人あまりの異様な一団が、この大戸へ来たことであった。

いずれも腹巻や籠手脛当てをし、槍や長柄などをひっさげた、雄々しく物々しい連中であったが、しかしそれらは武士ではなく、禰宜、修験者、陰陽師、屠児、人相見、牙僧、圉人、――といったような輩であり、そうして例の鬼火の姥に、扈従している眷族であった。

先頭に鬼火の姥がいた。

例によって白の行衣を着、一本歯の木履をはき、長目の御幣を持っていた。

「範覚はいぬか、範覚範覚!」

と、大木戸まで来るとけたたましい声で、こう姥は呼ばわった。

群集を相手になお範覚は、この時も駄弁を弄していたが、

「姥か、これはこれは、あわただしいことで! ……町に事件でも起こったのか※(感嘆符疑問符、1-8-78) ……この大木戸だけは大丈夫じゃ! ……範覚控えている以上、宮方に属した奴ばらの残党、一人として通すことでない! ……土岐頼兼の妾や小伜、目付け次第ふん縛る! ……ここばっかりは大丈夫じゃ!」