일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

が彼の一族に卑怯未練の、裏切り者が出たということが、彼の肩身を狭くして、爾来ずいぶん憂鬱なのであった。

幸い桂子が彼を支持し、浮藻が愛してくれるので、比較的ノンキにくらすことは出来たが。

それにもう一つ彼の心には、重い荷物が負わされていた。

連判状を持っていることである。

日野資朝卿の別館の、乱痴気さわぎの無礼講の夜、偶然手に入れた連判状で、はじめは彼らしいイタズラ心と、好奇心とからこっそり秘めて、誰にも明かさず持っていたのであるが、今回の騒動が起こってからは、その品物が非常に重大な、非常に大切な証拠品となり、武家方ではどうともして手に入れようと、苦心惨憺しているらしく、そういう噂も耳にはいった。

が、もしこの品が渡ろうものなら――武家方の手へ渡ろうものなら、著名な公卿や豪族が、六波羅や鎌倉の手によって、捕えられたり攻められたりして、一大騒動が起こらなければならない。

といって破って棄てることも出来ない。

宮方に対して申し訳ない。

事情を桂子へうち明けて、桂子の手へでも渡してしまったら、一番安心かとも思われたが、そうするには機会を失していた。

今回の事件の起こる前に、するならすべきものであった。