일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

――そういう目的から乱痴気さわぎの、この無礼講を試みたのであった。

反間苦肉の計なのであり、だから一見あさましく見える乱痴気さわぎの最中においても、真面目な計画的の秘密話が、とり交わされているのであった。

錦織の判官代が、褊一枚の若い白拍子を、横抱きにして躍り出したとたんに、瓶子が仆れて土器を割った。

「やれ大変、割れたわ割れたわ」

と、不めでたい前徴でも見たかのように、こう云って判官代は額を叩いた。

と、側にいた赤松則祐が、

「めでとうござる、めでとうござる、六波羅殿の氏は平氏、平氏は瓶氏に通じまする。その瓶子が仆れまして、土器が六つに割れましたわ、六つにかたどる六波羅殿が、割れて亡びるという前徴で」

こう云ってすかさずバツを合わせた。

「いかさまめでたい、これはめでたい」

ドッと人々は声をあげて笑った。

と、その陽気の席を遁がれて、土岐頼春は庭へ出た。

定まらぬ心を持ちながら、そういう席に連らなっていることが、堪えがたくなって来たからであった。

秋の夜風は酔った頬に涼しく、ほてった体にさわやかだった。

桜や松や梧桐や梅や、そういう植え込みの間々に、泉水、土橋、築山、亭、別殿などがしつらえてあり、ほそぼそと灯された石燈籠の燈に、盛りの萩の白い花が、波頭のようにおぼめいて見え、いかにも高雅につくられてある後苑