일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

先に立って引き返した。

盲目の乞食に御心引かれたが、彦四郎の様子がただならなかったので、宮家は黙々と御足を返された。

藤の棚の側まで来た時であった、一人の女が立っていたが、宮家のお姿を眼に入れると、地にひざまずいて額をつけた。

「蓬生ではないか」

と宮家は仰せられ、泣いている女をいぶかしそうに見られた。

「蓬生殿」

と彦四郎は云った。

「ただ今の事情を宮家のお耳へ」

すると蓬生は嗚咽しながら言葉せわしく言上した。

「良人ながらも大弥太こと、天魔に心魅入られましたと見え、熊野の定遍の味方につき、家を明けましてござりまするが、父、兵衛のこの頃の不在を、早くも探り知りましてか、定遍の手の者荒くれ武士どもを、今夜大勢ひきつれ参り、家にて評定仕り、勿体なくも宮様を。……立ち聞きしましたわたしの驚き! こは一大事と存じまして、裏口よりかちはだしで、走り出でまして駈けつけ参り……」

「さようか」

と宮家は仰せられた。

「そちの誠心うれしく思うぞ」

「は、はい、ただもうその御言葉、わたくしこそ妾こそ……勿体ないやら嬉しいやら……それにいたしても良人大弥太……」

蓬生は土へ食いついて泣いた。