일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

アッハッハッハッ、イッヒッヒッ」

「何がおかしい、この馬鹿者!」

「じゃと申しても、アッハッハッ、その連判状と申すやつが、誰かの懐中にありまして、この辺にまごまごしているとあっては、何がおかしいと仰せられても、やはりメチャメチャにおかしくて、アッハッハッ、エッヘッヘッ、クックックッ、ピッピッピッ――」

と、桂子の館で笑い上戸の稽古に、憂身をやつしている一人の男の、その笑い方を知っているだけに、小次郎の笑い方は堂に入っていて、なかなか立派なものであった。

だが小次郎は笑っていながらも、ああまで連判状の行衛について、兄上が心配しているのだから、いいえさ兄上ご心配なさるな、兄上があの時お斬りになった奴が、その連判状を持っておりまして、それを私が横から出て奪い、今懐中に持っておりますと、こう云って安心させてやろうか。――こう思わざるを得なかった。

(が、まアもう少しジラシてやろう)

与太でナンセンスでいたずらっ児の彼は、ここでも本性を発揮して、明かさないことにきめてしまった。

「小次郎」

と頼春は沈痛に云った。

「女房というものいとしいものだぞ!」

「はあ」

と馬鹿らしくなったので、小次郎は冷淡な返辞をした。