일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

と叱るように声をかけ、ふり返り睨んだ武士があった。

たった今しがた起きたばかりの、そうしてそこで髪を調えていた、土岐十郎頼兼であった。

武装している時綱の姿を見ると、一切の事情を知ったらしく、

「心得たり!」

と大音に呼ばわり、傍らの太刀を取り上げて立った。

つづいて側なる障子一枚を、無造作に足で踏み破り、六間の客殿へ躍り出た。

時綱もすぐに後を追った。

「…………」

「…………」

問答をする必要はなかった。

当面の敵を討って取り、ともかくも遁がれようと思ったらしく、頼兼は奮迅の勢いをもって、ただし天井に鋒をあてては、刀折れて不覚をとるであろうと、掬い斬りに斬りかかった。

(この敵広庭へおびき出し、あわよくば生け捕りにしてやろう)

こう時綱は考えた。

で、うち払いうち払い、背後さがりに退いた。とうとう広庭まで走り出た。

が、必死の頼兼の、鋭い太刀先には敵すべくもなく、次第に時綱はあやうくなった。

「頼春頼春!」

と時綱は叫んだ。

「背後に廻れ! 加勢頼むぞ!」

頼春は時綱の遥か背後の、木立の蔭に佇んで、茫然とした心持ちで眺めていたが、こう云われてフラフラと木蔭を出た。