일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おごそかなかわき

おごそかな渇き

山本 周五郎

山本 周五郎의 おごそかな渇き(おごそかなかわき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,042자 · 71화면

아오조라 문고

客の中の竹中啓吉が土地訛りの強い言葉で云った、「だがな、――このうちは隠れキリシタンなんだ、永平寺は世間をごまかすためさ、本当は何百年もまえからキリシタンだったのさ」

「まさか」と相手は声をひそめて云った、「隠れキリシタンなんて、よくは知らねえが、九州かどっかの話じゃあねえのかい」

「日本全国だ」と竹中はめし茶碗で濁酒を飲み、味噌漬の山牛蒡をぼりぼり噛みながら云った、「秋田だか青森のどっかだかには、キリストの墓まであるってことだからな、こんなところに隠れキリシタンがいたってふしぎはねえさ」

ここは福井県大野郡山品村というところで、山ひとつ南へ越すと岐阜県になる。山品村は涸沢をはさんだ谷合の村であり、日の出がおそく日没が早い。涸沢の左右にある細長い田畑のほか、両方の山腹に段々畑と棚田があって、南側にある岩屋の泉は冷たいため、棚田へは涸沢の僅かな水を、汲みあげるよりほかはなかった。

ひとくちに云えば貧困農村で、副産物の木炭、涸沢にのぼって来る季節の川魚の焼干し、屋根を葺くための茅葭、そして僅かな繭などで生活を支えてきた。けれども電化製品のために木炭はさっぱり、屋根もスレート葺き、化繊の発達で繭も思わしくなくなるというわけで、村はいま莫大な借金を背負っていた。