후리가나로 읽는 일본 고전
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みなかみきこう
みなかみ紀行
若山 牧水
若山 牧水의 みなかみ紀行(みなかみきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,087자 · 203화면
そしていつかお前の方まで分け入るぞよと輝き渡る藤原郷の奥山を望んで思ったものであった。
藤原郷の方から来たのに清水越の山から流れ出して来た一支流が湯檜曾のはずれで落ち合って利根川の渓流となり沼田の少し手前で赤谷川を入れ、やや下った処で片品川を合せる。そして漸く一個の川らしい姿になって更に渋川で吾妻川を合せ、此処で初めて大利根の大観をなすのである。吾妻川の上流をば曾つて信州の方から越えて来て探った事がある。片品川の奥に分け入ろうと云うのは実は今度の旅の眼目であった。そして今日これから行こうとしているのは、沼田から二里ほど上、月夜野橋という橋の近くで利根川に落ちて来ている赤谷川の源流の方に入って行って見度いためであった。その殆んどつめになった処に法師温泉はある筈である。
読者よ、試みに参謀本部五万分の一の地図「四万」の部を開いて見給え。真黒に見えるまでに山の線の引き重ねられた中に唯だ一つ他の集落とは遠くかけ離れて温泉の符号の記入せられているのを、少なからぬ困難の末に発見するであろう。それが即ち法師温泉なのだ。更らにまた読者よ、その少し手前、沼田の方角に近い処に視線を落して来るならば其処に「猿ヶ京村」