일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めおとちょう

めおと蝶

山本 周五郎

山本 周五郎의 めおと蝶(めおとちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,977자 · 47화면

아오조라 문고

七

七

「上村が休んでいるのよ、どうしましょう」居間で向き合うとすぐに信乃が云った、「納戸は寝間にそう遠くないし、上村は耳が早いから、気づかれたらおしまいよ」

「断じてやるのよ」文代は躊躇なく云った、「――断じて行えば鬼神も避くだわ、運は天にありよ」

それから声をひそめてきいた。

「――あの御相談、なすって」

「ええ、あとで話すわ」

信乃は頷いて用ありげに立った。

いよいよ決行することに定った。文代は甲之助を抱いて来て、居間や廊下でいっしょに遊びだす。信乃はそのあいだに納戸の知也に支度をさせ、隙をみて裏口から出してやる。

――住川まで物を取りにいってまいります。

こう云って門をぬけだす手筈だった。供部屋は玄関の横にあるので、裏から廻って出ると門番にみつかる危険が多い、たのみは雨であるが、無事に通りぬけることができるかどうか。

「あなたにはたいへんな御迷惑でした」

支度が終ると知也はこう云って、くいしめるような眼で信乃を見た。

「今後のことは予想もつきません、ことによるともっと御迷惑をかけることになるかもしれない、……けれども信じて下さい、私はどうしてもこれをしなければならなかったのです、そして私の力の及ぶ限りは、あなたを不幸にはさせないつもりです、信乃さん、……どんな事があっても気を折らずにしっかりして、待っていて下さい