일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면

아오조라 문고

お出になったらすぐ往くんだ。コウレ、七公、尻ウさげろってことよ」

わいわい言いあっているが――。

多少わけ知りらしい口調といい、ことに、この十人の男が、いずれも六尺近い、仁王のような頑丈なのばかりがそろっていることといい、決して普通の駕籠舁きとはうけとれない。

この、力士のような堂々たる人足が十人、いっせいに鈴川方の塀の木戸へ眼をあつめていると、はたして、パッと内部から戸を蹴りあげて走り出た五人の火事装束!

首領らしい老人を先頭に、それぞれ抜き身を手に、すばやく駕籠へおさまると、

「そら来た! やるぜ!」と合図の声。

五つの駕籠がギイときしんで地を離れたかと思うと、棒鼻をそろえて――。

エイ、ハアッ!

ハラ、ヨウッ!

見るまに駈け出した五つの駕籠、早くも朝寒の雨にのまれて、通り魔の行列のように、いずくともなく消えてしまったが、それは実に驚くべき迅速な訓練であった。

どこから来てどこへ去ったとも知れない五つの駕籠!

その中の火事装束の五人の武士。

かれらもまた、乾坤二刀を奪ってひとつにせんとするものであろうか?……とにかく、江戸の巷に疾風のごとき五梃駕籠が現われたのはこの時からで、あとには、一夜の剣闘に荒らされた鈴川の屋敷に、朝の光になごむ氷雨がまたシトシトとけむっていた。