후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면
ナ」
と、じぶんの言うことだけいったかと思うと飄々然、一升徳利とともに橋を渡って通行人のあいだに消えてしまった。
まあ! いつもながらなんて気の早いお方!――ひとりになったお艶は、いささかあきれ気味にしばし後を見送っていたが、これから帰途に銀町へ寄って悔みを述べていこうと、急に足を早めて茅場町からこんにゃく島、一の橋をわたって伊兵衛の家へといそいで来た。
いまは、侠なつくりの夢八姐さん。
お座敷帰りとも見える姿で、ちょうど忌中の札をかけて大混雑中の棟梁方の格子戸をくぐろうとした時だ。
ちらとかなたの町を見やったお艶片足を土間に思わずハッといすくんだのだった。
べに絵売りの若い男がひとり、朝風に絵紙をはためかして歩いてゆく……江戸街上なごやかな風景。
影芝居
「栄三郎どのか、ちょうどよいところへ戻られたナ。あがらんうちに、その足で小豆をすこし買うて来てもらいたい」
野太い泰軒の声が、まっくらな家の奥からぶつけるようにひびいてくる。
「あずき……」
と思わずきき返して、いま帰って来た栄三郎は、背にした荷を敷居ぎわにおろした。
浮き世のうら――とでもいいたい瓦町の露地裏、諏訪栄三郎が佗び住居。