후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면
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何事も! 何ごとも……と常にみずからをおさえてはいる。が、こうしたものさびしい早春のたそがれなど、ひとり路を歩いていると、いったい今この道を踏んで行ってどこへいき着くのか? わが身の末はどうなのであろうか? 自然とかぶさってくる暗い考えが、眼に見えぬ蜘蛛の糸のようにかれの心身にからみつくのをどうすることもできないのだった。
弥生様のほうはお艶ゆえに断ちきった。
鳥越の兄藤次郎には勘当されている身分。いままたそのお艶とも別れて、しかも事件の起こりの乾坤二刀はいまだに離れたままである。
ことすべておのれに不利。
真の闇黒――そういった気がモヤモヤとわきたって来て、ちょうど寄辺なぎさの捨て小舟とでも言いたい無気力なこころもちにつつまれる朝夕、栄三郎は何度となく万事を棄てて仏門へでも入りたく思ったのだが。
この若い、そして若いがゆえにねばりのすくない栄三郎の心をひきたたせて、そばから怠らずはげましているのが、唯一の助太刀、同時に今は友であり師である蒲生泰軒先生であった。
お艶の去ったのち、栄三郎はお艶の思い出とともにひとりさびしく瓦町の家に暮らしていたが、かれはいよいよお艶のこころが遠くおのれを去ったことと思いこんで、その不実無情を嘆き悲しんだのも暫時、昨今はすっかりあきらめおおせて、今やその精心の全部を雲竜