후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면
「いまわしがお話し申したとおり、孫六発案の大沸かし小沸かし、さては刃わたしの密法、ともに合符の秘文となって現在この世に伝来しおること明白でござる」
「まあ! それほど大切な御文書どこにあるかは存じませねど、もはやお手に入れられましたでござりましょう」
と弥生は、瞬間のおどろきから立ちなおると、やはりすぐと地の女性に返るのだった。
「あッはッハッハ! いや……」
急に大きく笑い出した得印兼光は、突如、顔をつき出して低声になりながら、
「されば、その水火秘文状の所在でござるが」
「は。そのありかは……?」
「ただいまも申すとおり、合符になっておる」
「合符?」
「さよう、割文じゃ。一あって一の用をなさず、二にて初めて一の文言を綴る――つまり水の条と火の件りと二枚の紙に別れておるのじゃが、それがじゃ、紙は二枚になっておっても、文句は両方につづいている。すなわち、同時に二枚紙を継いで判読せんことには、そのうちいずれの一枚を手にしたとて、とうてい水火の鍛術を満足に会得するわけには参らぬ仕組みになっておる」
弥生は、しずかに首をひねった。
「……と申しますると?」
「おわかりにならぬかな。