일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひかりはかげを

光は影を

岸田 国士

岸田 国士의 光は影を(ひかりはかげを)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 138,262자 · 276화면

아오조라 문고

職工は総員三十五名、三分の一が女であつた。

さて、京野等志の着任以来、工場は、徐々に面目を変えて行つた。殊に、厚生という面で、着々、不備な点が整えられ、そのために、経費のかゝりすぎることもあつたが、それは、能率の増進と、大口注文の倍加によつてカヴァーされた。京野等志の評判は、しかし、一部のものの間を除いて、あまり芳しくなかつた。なぜなら、すぐに、急進的な分子の警戒心をあおる結果になつたからである。「あいつ、油断がならんぞ」という考が、そここゝで囁かれた。

京野等志は、自分の仕事と真剣に取り組み、甘い理想主義者という名を光栄として身に受け、ぐんぐん、よしと信じることを断行した。

社長の陣内をはじめ、父の恵之を含む重役連は、それで利益が十分にあがる間は、黙つてみているつもりか、給与の改善を提案する時以外は、たいてい、ふんふんと彼の言うことを聞いていた。

彼は、工場の実権をほとんど握つたつもりになつた。彼の頭は、仕事でいつぱいであつた。

それでも、日曜だけは、勤めを休むことにしていた。終日、参考書を読みふけることもあり、たまに妹二人を誘つて映画をみに行くこともあつた。