후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
やつがたけのまじん
八ヶ嶽の魔神
国枝 史郎
国枝 史郎의 八ヶ嶽の魔神(やつがたけのまじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,664자 · 323화면
もうこれ以上はない筈である。
「参った」
と誠三郎は声を掛けたが、声を掛けるにも及ばない話。溜りへコソコソと退いた。
「わっ!」とどよめきが起こったが、拍子抜けのしたどよめきである。
「山田左膳。お相手仕る!」
「心得ました。お手柔かに」
ピタリと二人は睨み合った。左膳は目録の腕前である。しかし葉之助には弱敵だ。「かまうものか。やっつけろ。ええと今度は絶妙剣、そうだこいつで片付けてやれ」
形が変わると下段に構えた。誘いの隙を左肩へ見せる。
「ははあこの隙は誘いだな」切紙の白井とは少し違う。見破ったから動かない。はたして隙は消えてしまった。と、今度は右の肩へチラリと破れが現われた。
「エイ!」と一声。それより早く、一足飛びこんだ葉之助、ガッチリ受けて鍔元競り合い、ハッと驚くその呼吸を逆に刎ねて体当り! ヨロヨロするところを腰車、颯と払って横へ抜け、
「小野派一刀流五点の二位、下段より仕掛け隙を見て肩へ来るを鍔元競り合い、体当りで崩き後は自由、絶妙剣と申し候!」
またもちゃあんと説明されたものだ。
「参った!」これも紋切り型。
今度は誰も笑わなかった。人々はちょっと凄くなった。