일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(上)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 290,735자 · 566화면

아오조라 문고

智馬商主に向い、貴公が遥々将れて来た馬五百疋がいかほどに売れたか、我は一身を一億金に売って瓦師に報じたという。さては大変な馬成金に成り損なったと落胆の余り気絶する。その面へ水を灑いでやっと蘇り、何と悔いても跡の祭と諦め、これというもわれ尊公を智馬と知らず悪み虐げた報いですと、馬の足を捧げ申謝して去った。その商主は侍縛迦太子、智馬は周利槃特の前身だったから、現世にもこの太子が周利槃特を侮り後懺謝するのだと、仏が説かれたそうじゃ。

梵授王が智馬を有する間は隣国皆服従し、智馬死すると聞いてたちまち叛き去ったとは信られがたいようだが、前達て『太陽』へ出した「戦争に使われた動物」てふ拙文中にも説いた通り、昔は何地の人も迷信重畳しおり、したがって戦術軍略の多分は敵味方の迷信の利用法で占められ、祥瑞の卜占のという事兵書筆を絶えず。されば何がな非凡異常の物を伴れ行かば敵に勝つを得たので、近時とても那翁三世が鷲を馴らして将士の心を攬ったり、米国南北戦争の際ウィスコンシンの第八聯隊が鷲を伴れ往きて奮闘し、勝利事果てその鷲をその州賓として養い、フィラデルフィアの建国百年祝賀大博覧会へも出して誇り、長命で終った遺体を保存して今も一種の敬意を表し居る。