후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(上)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 290,735자 · 566화면
カンボジア人言うは虎栖より出る時、何気なく尾が廻る、その尖を見て向う所を占う(アイモニエー『柬埔寨人風俗迷信記』)。虎はなかなか占いが好きで自ら占うのみならず、人にも聞いた例、『捜神後記』に曰く、丹陽の沈宗卜を業とす、たちまち一人皮袴を著乗馬し従者一人添い来って卜を請う、西に去って食を覓めんか東に求めんかと問うたんで、宗卦を作し東に向えと告げた。その人水を乞うて飲むとて口を甌中に着け牛が飲むごとし。宗の家を出て東に百余歩行くと、従者と馬と皆虎となりこれより虎暴非常と。『梁典』に曰く、〈斉の沈僧照かつて校猟し中道にして還る、曰く、国家に辺事あり、すべからく処分すべしと。問う、何を以てこれを知ると、曰く、さきに南山の虎嘯を聞きて知るのみと、俄に使至る〉。これは人が虎嘯くを聞いて国事を卜うたのだ。防州でクマオに向って旅立ちすると知って出たら殺され知らずに出たら怪我するとてその日を避ける。船乗り殊に忌む。クマオは子辰申の日が北でそれから順次右へ廻る。その日中に帰るならクマオに向い往くも構わぬという(大正二年十二月『郷土研究』六二七頁)。このクマオも熊尾で上述の虎同様熊が短き尾を以て行くべき処を卜うてふ伝説でもあるのか、また西洋で北斗を大熊星というからその廻るのを熊尾と見立てての事か、大方の教えを乞い置く。