일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면

아오조라 문고

なり云々〉。本朝にも弥勒の名を仮りて衆を乱せし事歴史に見ゆとありて、頭書に『輟耕録』二十九にも出づとあるから取り出し読むと、果して至正十一年、執政脱々が工部尚書賈魯を遣わし、民夫十五万と軍二万を役して黄河を決せしめ、道民生を聊ぜず、河南の韓山童乱を作し、弥勒仏の出世を名となし、無頼の悪少を誘集し、香を焼き、会を結び、漸々滋蔓して淮西の諸郡を陥れ、それより陳友諒・張士誠等の兵尋で起り、元朝滅亡に及んだ次第を述べ居る。本朝にも弥勒の平等世界を唱えて衆を乱した事歴史に見ゆとは何を指すのかちょっと分らぬが、『甲斐国妙法寺記』に、永正三丙寅、この年春は売買去年冬よりもなお高直なり。秋作はことごとく吉、ただし春の詰まりに秋吉けれども、物も作らぬ者いよいよ明けし春までも貧なり。この年半ばの頃よりも年号替わるなり云々とありて、永正四丁卯、弥勒二年丁卯と並べ掲ぐ。山崎美成の書いた物にこの年号の考あったと覚ゆれど今ちょっと見出さず。『一話一言』一六に、『会津旧事雑考』より承安元年辛卯を耶麻郡新宮の神器の銘に、弥勒元辛卯と記した由を引き、三河万歳の唱歌に、弥勒十年辰の歳、諸神の立ちたる御屋形と唄うも、いずれなき事にはあらじかし、とある。