후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
もっともの次第とあって倒れた動物を食う事を免された。犬の望みで免状を認め賜わったのを、犬の内もっとも大きく信用もあらばとて牧羊犬に預け置いた。秋来って牧羊犬多忙となり、持ち歩む事ならず乾いた置き場所もない故、件の免状をその親友牝猫に預けようというと早速承知の印しにその背を曲げ高めて牧羊犬の足に擦り付けた。由って免状を暖炉の上に置いて猫に預けた。その後犬どもが林中で倒れた小馬を見付け襲い殺して食ってしまったので、諸獣これを訴え犬ども有罪と決したが、犬どもかの免状に倒れた動物を食うを許すとあったばかりで、死んだ活きたの明細書がなかった由を拠として控訴した。ここにおいて牧羊犬と猫が、懸命になって免状を捜したが、が囓んでしまったので見当らなんだ。猫大いに怒って※(「鼬」の「由」に代えて「奚」、第4水準2-94-69)と見れば殺して食う事となった。犬また猫の頼み甲斐なさを恨んで、猫を仇視して今に至るもやまず。牧羊犬は免状なしに他の犬どもに見ゆるを恥じて姿を隠したので、諸犬これを尋ね廻れど更に行方知れず。爾来犬が犬に逢うと必ずこれに近附くは、紛失した免状が手に入ったかと尋ねるためだ(一八九五年版、カービーの『エストニアの勇者』